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ご返信いただき、ありがとうございました。
今回のことは、やまびこ村D組(長男:メガネ)と、つり・体験・やまびこ村C組(次男:ゆうじろう)から聞いた話です。わざわざ詳細に記載する必要もないかとまとめて書きました。お土産を全て食べられてしまったのは、ゆうじろうの方です。なので、(組に関係なく)横行しているのではと書きました。
正直、本人は辛いと思っていないし、おそらく加害者だろうと被害者だろうと、他の子ども達もあまり深刻に考えていないと思います。
子どものトラブルは当たり前だと思います。楽しさやいたずら心が高じてかもしれないし、ちょっと意地悪な気持ちからかもしれません。それをとやかく言いたいのではありません。もともと、アルプス子ども会の理念にもありますように、いろいろな子ども達が集まって、良くも悪くも、みんながそれぞれの個性を輝かせるキャンプ。そして、いろんな子がいて良い。悪ガキもくそガキ(すみません。あえての嫌な書き方をしました)もみんな素晴らしい子ども達です。宝物の命。愛おしい存在ですね。いろんな人、考え方があると視野を広げられる場。気が合う子もいれば合わない子もいる。どうしても喧嘩になってしまう相手。でも、それが良い。また、見方を変えれば、短所は長所だし、トラブルや失敗から学ぶことも多いです。喧嘩・トラブル、失敗いっぱい大歓迎というところです。
ただ、やっぱり人を傷つけたり、物を壊すのは違う。それこそ、かばやきがおっしゃっているように、自分も相手も大事にしていないと思いますし、社会的には犯罪です。子ども達はそこを分かっていない。幼いんです。社会的にやってはいけないことがある。人としてやってはいけないことがある。そのキモを、これからもアルプスでは伝え続けていただければと思います。
トラブルを防ぐことは、解決にはなりません。こういったトラブルがチャンス!
トラブルが起こりにくい環境を作ってしまうという考えは、残念でたまりません。子ども達が自分自身を、仲間を、社会を考えるきっかけを奪うことになりませんか?
それに大人が言い聞かせて謝らせるのも違うように思います。大人の視点しかないからです。本人が自分で考えて、心から悪いと謝罪するなら別ですが、その子なりの言い分、視点が抜け落ちていませんか?
私が声を上げたのは、スタッフのみなさんが「楽しかったね。楽しかったね」という書き込みしかしないからです。せっかくのトラブル(どんな話でどんな経緯でどのような解決に至ったのか果たして解決に至らなかったのか)を知りたかったし、子ども達がどのように受け止めたのかを知りたいと思いました。
アルプスでは、アルプスだからこそ、リーダー達が良い機会としてそれぞれが思うように関わっていって欲しいなと思いますし、リーダー自身の学びや成長も知りたいと思いました。
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