Page 671 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼不安に思っています yume母 11/10/27(木) 19:36 ┣「だから、全て安全と判断」とは申しておりません でこぴん 11/10/28(金) 2:09 ┃ ┗追伸 具体的にご心配な点は でこぴん 11/10/28(金) 13:02 ┃ ┗Re:追伸 具体的にご心配な点は yume母 11/10/28(金) 22:12 ┃ ┗Re:追伸 具体的にご心配な点は まさかの母 11/11/2(水) 0:53 ┃ ┣Re:追伸 具体的にご心配な点は とんちんかん 11/11/2(水) 13:57 ┃ ┗安全の基準その他につきまして でこぴん 11/11/29(火) 1:27 ┃ ┗Re:安全の基準その他につきまして まさかの母 11/12/11(日) 0:31 ┣安心のために私たちができること 山本 11/11/4(金) 21:12 ┗Re:不安に思っています 見守りの母 11/11/27(日) 23:30 ┗督促に感謝 でこぴん 11/11/29(火) 1:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 不安に思っています ■名前 : yume母 ■日付 : 11/10/27(木) 19:36 -------------------------------------------------------------------------
現在、子どもの学校給食の安全確保のために日々様々な地域のお母さん達と連携を取り合い、頑張っているところへ、でこぴんさんの文章中に、「日本の食品は極めて安全管理基準が厳しい」「流通している物は一般に安全であるとの前提で」という、国や市教委のお決まり文句を見ることになる日がこようとは思ってもいませんでした。 日本の暫定基準値の中で「安全」とされて流通している食品の数値の高さは、子どもの口に入れるべきものではありません。 アルプスは子どもの「経験の場」であり、「生活の場」です。 それは即ち、「食の場」でもあります。 長野でも高い数値が出ている食品や地域はあります。 せめて日本の「流通させて良い」基準になっている暫定基準値が、世界から見てどれだけとんでもないものであるかをよく知ってください。 国が流通させているものは安全ではありません。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; SLCC2; ...@118.106.198.36> |
会代表綾崎です。 確率がどれほど低くても、万一、それが我が子に当たった場合には、何の意味も ないということへの不安、そして > 給食の安全確保のために日々様々な地域のお母さん達と連携を 取り合っていらっしゃるご苦労を、重々お察しいたします。 放射線の食品への影響評価については専門家と呼ばれる人の間でも意見に隔たりが あることはご承知と存じますが、そのうえで、私なりに学び、考え、スタッフと 検討したことを先日まとめ、「冬の子ども会」案内書に同封しました。ですので、 「国や市教委のお決まり文句」とは本当に意外で、全く意識していませんでした。 「日本の食品は極めて安全管理基準が厳しい」については、公害の反省以後は定説 ではないのでしょうか。昨今、食品被害の少ない国だと私は認識していました。 私は「現在問題なく」をつけて「流通している物は一般に安全であるとの前提で」と 述べました。これを「現実に、現在問題なく流通している物は一般に安全である との前提で今の日本社会が成り立っている」と換言すれば、多くの賛同を得られる のではないでしょうか。 「だから、全て安全と判断する」と申しているのでは、決してありません。 > 流通している食品の数値の高さは、子どもの口に入れるべきものではありません yume母さんのご意見として傾聴いたします。 事実として、特定の被曝食品ばかりを大量に摂取し続ける訳ではありませんし、 現実に暫定基準値の10%を摂取することも困難でしょう。また、「食品は足し算」説に 対して、私はその科学的根拠に疑問を抱いており、全ては信じていません。 「1ベクレルたりとも譲れない」といった主張には首を傾げざるを得ないのです。 > 国が流通させているものは安全ではありません 私は霞ヶ関の厚労省本省で、国民のために私欲を省みず、身を粉にして精力的に働い ている方々を何人も直接知っているため、「国」の言説を信じ易いのかも知れません。 311以前から再三、原発の危険性を告発してきた写真誌DAYS JAPANを購読していながら も、私の見方が甘かったのは、そのためでしょう。 ただ、彼らにも妻子や孫がおり、皆、「流通している物は一般に安全であるとの前提で」 暮らしています。この夏には、福島県からも二十名近くの子どもたちが参加し、また 福島に戻り、多くは「流通している物は一般に安全であるとの前提で」生活しています。 もし、本当に「国が流通させているものは安全でない」が前提になるならば、一体どう やって1億3千万人の食糧を確保すべきでしょうか。皆がそのために日々様々な地域の 人達と連携を取り合い、頑張ったとしても、それは他の多くの混乱と被害を生むだけ ではないでしょうか。 無論、今の私に幼子や小さい孫がいたならば、冷静に考えることはできない事態 なのかも知れません。 皆さんはいかがお考えでしょうか。 [ご参考] 食品その他の安全保持につきまして <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@121.94.179.254> |
続けて追伸の形で恐縮です。 読み返して、具体的にご心配な点が解らないままにお答えしていると気づきました。 yume母さんがご心配なさっている点やお求めの行動を具体的にお知らせくだされば、 子ども会活動に反映させたり活かせたりすると思いますので、追記くだされば幸いです。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:7.0.1) Gecko/20100101 Firefox/7.0.1@119.173.143.26> |
国が流通させているものは安全ではありません。 という一文は、言葉足らずだったかもしれません。 しかしながら、健康面において「安全ではないかもしれない」といった可能性があるのであれば、より慎重に食に対して向き合うのが、親としての努めだと私は考えております。 もちろん、現在の日本において「0ベクレル」は不可能であり、個々の家庭で行なっている内部被曝対策を、多くの子どもに食を提供する場で行うのは困難であると思います。 でも、多くの子どもが集まる場だからこそ、数値を測定したり、危険についてもう少し細やかに知り、対策を考えていてほしいと願います。 アルプスに来ているのは、親にとっては大切な幼子で、祖父母にとっては大切な小さな孫です。 私は対策に多くの本を読みましたが、「自分と子どもを放射能から守るには」がわかりやすいのではないかと思います。 社会の動きとともに、子ども会の今後を見守りつつ、来年の参加を慎重に検討したいと思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; SLCC2; ...@118.106.198.36> |
私もyume母さんに共感する一人です。 これ以下ならば安全だという値がないのであれば、できるだけ被曝量を減らしたいと考えることは、普通の感覚だと思います。 でこぴんさんの「今の私に幼子や小さい孫がいたならば、冷静に考えることはできない事態なのかも知れません」というコメントに、yume母さんはじめ多くの被曝量を減らしたいと考える親の状況を「冷静に考えることができない事態」と捉えていることが伺えます。 私は自分も含めて多くの親達が、極めて冷静に放射線被曝について学び、今の生活の中でできうる限りのことを、手をとりあってやっていこうとしている姿を間の当たりにしています。それは自分の子どもだけを守ろうとするのではなく、周囲の子ども達も、そして福島はじめ放射線量の高い地域の子ども達も含めて、どうやってこれからの子ども達の健康を守っていったらいいかと真剣に悩み、考え、行動する姿です。 私はアルプス子ども会を心から信頼し、今後もこの団体なしには子育てができないというくらい頼りにしています。震災以降の、開催を諦めない、ぶれない姿勢に、ますますその信頼を強めています。 しかし、今回の放射能汚染についての親の反応に対する会代表のコメントには、何かいつもと違う違和感を感じてしまうのです。何かこう苛立ちというか、余裕のなさというか、即反応されているところから見ても、書かずにはおられない思いがおありなのだなと察します。 「一人の例外もなく守り支えあう関係」。 これは本当に難しいことだなと思いつつ、しかし理想とせずに現実のものとして、格闘されている代表はじめリーダーの皆さんに本当に頭が下がります。 私たちが「例外なく支えあう」のは、まずはこのアルプス子ども会に集う子ども達の関係であり、そしてその保護者達の関係でありましょう。1億3000人のことを考えるよりも、厚労省本省で働く人々の苦労を思うよりも、一番に子ども達にとって望ましい関係、環境とは何かを考えて欲しい。 具体的には、「日本の食品は極めて安全管理基準が厳しい」といった時、どのような基準を指しているのかをお示しいただければと思います。今回問題になっている放射線については、日本が示した食品の暫定規制値は特別に厳しい数値ではなく、チェルノブイリ事故で被害にあったベラルーシなどと比べても緩い基準だという認識でした。私の認識がまちがっているのかもしれません。 また今回のことについて、小さなお子さんをお持ちのリーダーや関係者の方のご意見も聞いてみたいと思います。代表の意見には当然重みがあるかと思いますが、異なる意見に触れることができれば、より思考が深まり、預ける親にとっても、この団体にとっても有意義であると思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.1)@111.104.88.54> |
代表および他の皆様の意見はとても勉強になります。 いくら書き連ねても、今の日本で人々の不安な気持ちはおそらくぬぐいされないことでしょう。 代表はすでに「私なりに学び、考え、スタッフと検討し」とおっしゃっています。 1億3千万人のことを考えていらっしゃる代表は素晴らしいと思います。 そんなアルプスに子供を参加させたいと思っています。 食品の産地偽装などもありますし、産地は本当に正しいのでしょうか? 放射能を測定するにも、その機械は本当に正しいのでしょうか?本当に目的物を測定できているのでしょうか? 農薬まみれでいいとか食品添加物などはどうでもいいわけでもありませんよね? アルプスで走り回るその草むらの窪みも多少は汚染されているかもしれません。 今日は大丈夫だったけど、明日は風向きが変わって急に汚染されているかも?? 全てが信じられません。でも子供には信じられる人間に育ってほしい。。。。 学び、考え、少しでも行動されている皆様は素晴らしいと思います。 店頭の食品がベクレル表示になる運動などもされているのでしょうか? 何ベクレルなら食べれると過ごせると判断できるのでしょうか? 何ベクレル以下を提供するアルプスなら預ける決心がつくのでしょうか? ですが0ベクレルの食品を日本で国内全員に供給することはすでに無理なのです。 残念ながら私には全てが万事OKという名案がまったく思い浮かびません。 こんな八方手づまりの状況でも、考えて生きていく力を子供には身につけてほしいと思っています。そのためには、アルプスでの経験がとても役立つと信じています。 とりとめないのない文章となりましたが、代表および他の皆様にご意見は子供を思う気持ちは同じで、必ずしも相反するものではないと思いましたので、良い議論の場となるとよいなあと願っています。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0; SLCC1; .NET CL...@118.111.52.196> |
会代表綾崎です。 「yume母」さんに続き「まさかの母」さん、ご投稿ありがとうございました。 アルプス子ども会へのご信頼、ご評価についても深く感謝申し上げます。 また山本さん、「とんちんかん」さん、ご意見ありがとうございます。 迷いましたが、ここにレスをつけることにしました。 いろいろな方からの > 具体的に何が不安で 具体的にどうなれば安心できるのか(山本さん) をと思い、しばらく待っているうちに、回答を用意しながらも、毎日毎日報じられる 食品の安全に関するさまざまな情報を調べ、何度も書き替えるうちに返信が今頃と なりました。発言チェックを続けて来られた皆様に深くお詫びいたします。 「専門家」でも絶対に安全であると一致していないことについて不安をお持ちの方に 「まず安全であろう」ということを納得いただく難しさを、改めて感じています。 農薬の利用、遺伝子組み換え農産物、電磁波の影響など、専門家の意見がかなり一致 している分野でさえ同様のことが言えますので、当然かも知れませんが。 正直申しまして、私が悩みながら何度か書き直してみた内容も、公的諸機関の科学的 見解を信用しない立場から読み返すと、あまり意味の無いように思えて、消すという ことの繰り返しでした。 300Bq/Lの水をひと月の間毎日1L間飲み続けたとしても受ける線量は200μSv。 自然界から受ける量と大差なく、健康への影響は無いだろう、などなど。 あるいは、皇太子ご一家が例年よりも長く那須に滞在されたのだから、空間線量は まず問題無いレベルだろうと想像される、などなど。 子ども会の方針や立場は先に示したものと変わりがありませんが、いくつかなるべく 具体的にお答えします。 > これ以下ならば安全だという値がないのであれば、できるだけ被曝量を減らしたい 原発の安全神話が崩れた今、あらゆることに対して誰も「絶対安全」と言えないだけで 現実問題として(年間被曝、生涯積算被曝、食品などいく種類かの)いわゆる基準値に ついて、私は、相当安全域を見込んでおり、ほぼ100%安全だと宣言されているに 等しい、つまりは「値」があるのだと、調べ直してもなお、解釈しています。 乾燥食品についてはベラルーシよりも日本の方がずっと厳しい基準のようです。 やはり、「ほぼ」の許容度と「できるだけ」の程度が問題になるのだと思います。 冷静云々につきましては、「まさかの母」さんたちに大変失礼いたしました。 ただ、実際に客観的・多面的・科学的とは言い難い議論がまかり通っているサイトは 少なくないと感じていました。それらをまとめて冷静でないと表したのは不適切でした。 > 「日本の食品は極めて安全管理基準が厳しい」といった時、どのような基準を指して 詳細は私が書いても突っ込み所満載になりかねず、それぞれがお調べになるのが良いと 思いますので省きますが、残留農薬や有害物質のチェック体制や保存・運搬状態、 賞味期限に加え消費期限の設定、飲食店への保健所検査その他のシステムにより、 食品被害が極めて少ないと認識しています。海外旅行の際に飲食品への注意喚起がされる ことこそ、その証左でしょう。子ども会で利用する井戸水の水質検査も厳しいです。 外国との比較に加えて、他の事象の安全管理基準と比べれば、更にはっきりします。 交通事故死1万人(公表されている7〜8千人は事故後24h以内死亡限定)、医療事故死2万人、 自殺3万人と、それだけでも年に6万名もの命が失われていると言われます。 他方、一例ですが食中毒で亡くなった人は、2001年からの10年間にわずか57名のみです。 いかに食品の安全管理基準が厳しいかをお解りいただけないでしょうか。 それらを置いても、ご承知の方も少なくないと思いますが、実際に給食で出した食品の 合計線量を測って公開している自治体があります。それももしかしたら、 > どうやってこれからの子ども達の健康を守っていったらいいかと真剣に悩み、考え る「まさかの母」さんらの行動の成果でしょう。 それで、その測定結果のほとんどが規制値はおろか不検出であること、それは即ち 「一般に流通している食品が安全である」ことを明確に示していること、これだけは 何とかご理解いただきたいのです。 山本さんがお書きくださっていますが、私共が実効ある線量測定をするには最低数千万円を 要し資金的に困難ですし、現実に機器も人材も不足しておりすぐに手に入る状況では ありません。また、比較的安価の機器の測定精度の低さも報道されている通りです。 そうした具体的理由を初めから添えて、できないものはできないとお伝えすれば良かった のかも知れません。 疑問にお答えするために、弁解します。 > 苛立ちというか、余裕のなさというか、即反応されて 7月19〜20日の書き込みについては、21日に夏の子ども会が本開幕して、回答する時間が 取れなくなること、10月下旬も翌日から親子会を控えていたためです。そういう時間的 意味で余裕がありませんでした。 また、私の不徳の致すところで、世の中の動きへの苛立ちが筆致に表れたものだと恥じ 入ります。余談の部類ですが、その苛立ちというのは、例えばBSE対策にかけた莫大な 資金をもし駅のホームドア設置に費やしていたらどれだけ多くの命を救えたことか、 それと同じ過ちを繰り返すのか、といったもどかしさから来ていたと思います。 > 厚労省本省で働く人々の苦労を思うよりも これは全く苦労を思っている訳でも何でもなく、ただ単に実直な直接の知人らの言説は 信じ易いと申しただけです。 > 一番に子ども達にとって望ましい関係、環境とは何か を常に考えてやっているつもりでございますが、疑念や注文等をご遠慮なくお寄せくだ さいますよう、皆さんにお願いいたします。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@121.94.179.254> |
掲示板だけで表現するには難しい問題について、真摯にお答えいただいたこと、深く感謝いたします。 この冬休みも子ども2人がそちらにお世話になります。今からアルプス子ども会での生活を想像しては、とても楽しみにしているようです。 我が家は、東京にありながら放射線量が高いと言われる地域に住んでいますので、長期休暇の折には、少しでも放射線量が低い地域に行かせてやりたいと思っています。近所にはホットスポットを逃れるために引っ越しをされた方もおり、妊婦や乳幼児を抱えた方であれば賢明な選択であろうと考えます。しかし、通常は仕事や学校があり、家があれば引っ越すこともままなりません。悩みながらもここでの生活を続けています。 空間放射線量はずいぶん下がったとはいえ、土や砂、葉などからは空間よりも高い放射線量を測ることができます。自治体の基準もまちまちですが、明らかに高いと思われる場所の掃除や校庭の土の入れ替えなどを学校や自治体にお願いしています。給食食材の測定や安全な食材の確保もお願いしているところです。3月から既に9か月経った今では、直後に比べて食材、水などは放射線量が下がっていると考えていますが、魚などはこれからどう影響が出るのかしばらくはわかりません。 「考えたらきりがない」「何も信じられない」という意見をよく耳にします。しかし、子供たちの健康や将来を考えたら、考えることをやめてしまってはいけないし、信じられる基準や意見を自分で見つけるように努力しなければならないと思います。全肯定も全否定も危険なことだと思います。 その点、会代表がさまざまな情報を独自に集め、たくさんの子供たちを預かる団体の長として、確固とした意見を持って対処されている姿には敬服します。そうした姿勢が、これまで私が信頼してきたアルプス子ども会を形作ってきたのだと思います。 ただ今回は、どうしても会代表が「安全だ」ということを過度に強調されていることが気になるのです。野菜、きのこ、茶、米からも基準値を超えて出荷停止になっているものがあるのですから、流通しているものをまずは疑ってかかるのが自然です。「スタッフの中には心配だとする声もある」とか、「大丈夫だろうかと考えながら情報を集めた」などのプロセスが語られれば納得するのですが、出発点がまずは「大丈夫」というところからなので、「本当にそう思っているの?」と尋ねてしまいたくなるのです。 「日本の食品は安全基準が極めて厳しい」ことについては、今回は放射線量がテーマになっているので、その他について議論を持ち出すと焦点がぼやけてしまいます。私は放射線量について日本の基準は特別厳しくないという認識です。交通事故や自殺などの例を持ち出すのも、放射能を心配する親には意味がありません。税金を采配する立場であれば、人間を数で勘定することもあるのでしょうが、親にとって子どもは唯一無二だからです。ましてや明らかに人災で起きた事故で、将来のある子どもたちが被害にあうことを許せるはずがありません。 私自身は、今回の原発事故で、アルプス子ども会が食材の放射線量を測定すべきとか、測定して欲しいとは思っていません。毎日のように関東近辺の食材を口にしている者が、数日だけ過ごす長野の食材の安全度をことさら問題にすることはないと思います。ただ厳格に全部の食事を放射線量ゼロにしている方にとっては、確認したい事柄だろうと思います。 今度、長野に近い原発で事故があった場合、今回のように「大丈夫」と判断できるかどうかは定かではありません。地震の活動期に入ったと言われる日本で、いまだに稼動している原発がある中で、いつまた同じ事故が起きないとも限りません。その時は被爆の危険性をもっと強く心配しなければならないと思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.2)@111.104.88.54> |
放射能の事に関して不安になっていても誰にも言えなくて 悩んでいる人たちが、不安だよと言えたり、安心できたりする 状況を作るため、地域のみなさんと自分の出来る範囲で活動しております。 日々、安心出来る状況を作ることの困難さを強く感じております。 全ての活動をこの掲示板でオープンにすることは出来ませんが、 ↓で活動の一端をご想像いただけると思います。 測って江戸川 江戸川区放射線量測定マップ <↑投稿者からの依頼書き込みに沿い管理者がリンク設定しました> 放射能のことについてたくさんの人とお話をして、不安を解消するためには 1)何が不安なのか 2)安心のための基準や対策 この2点が明確でないまま話をしても不安の正体がぼんやりとしたままで 安心にはつながっていかないと強く感じています。 安心して子どもを参加させるためには、 具体的に何が不安で 具体的にどうなれば安心できるのか を話し合っていくことが必要なのではないでしょうか。 お互いに出来ることには限りがあります。 (民間で食材検査をすることは、ほぼ不可能だと思います) せっかくですから、多くの人が意見を出し合ったり 話し合ったりすることで互いの納得できる解決策が見つかればいいなと思います。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.2 (KHTML, like Gecko) Chrome/15.0...@124.27.148.190> |
よい議論の場になれば・・ 意見を交換して・・ そんな投稿がありながら、そのままになってしまうのは、 アルプスと親御さん双方に、穏便に済ませたい思いがあるからでしょうか。 掲示板でのやりとりは誤解を生じやすいことから、 個々で電話などで質問・回答をされて、信頼を保っていらっしゃるのでしょうか。 親御さんたちからの掲示で終わってしまっていますから・・ 信じてくれる人だけ信じてくれればいいと、 アルプスの心の中の答えが、そのようでなければいいと、 心から思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0; SLCC1; .NET CL...@219.50.70.3> |
ご投稿ありがとうございます。 > 双方に、穏便に済ませたい そうではないと思います。私は別発言でお答えしますが穏便ということではなく どう回答すべきか非常に困難を感じていましたし、「見守りの母」さんがこれまで お見守りになっていたのと同様に、多くの皆さんも(夏のやりとりの前例があります ので)不安を感じている方に対し発言することがはばかられたものと想像します。 > 個々で電話などで質問・回答 秋以降、助言くださった山本さん以外の方からはありません。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@121.94.179.254> |