Page 242 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼質問です 初参加! 06/7/7(金) 14:27 ┣Re:質問です じゅんの母 06/7/7(金) 21:29 ┃ ┗じゅんの母 さまへ 初参加! 06/7/10(月) 11:45 ┃ ┗初参加!様へ 恐竜母ちゃん 06/7/11(火) 0:46 ┃ ┗めざすこと でこぴん 06/7/15(土) 23:01 ┗Re:質問です ぱなな 06/7/25(火) 2:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 質問です ■名前 : 初参加! <goodyworld2003@yahoo.co.jp> ■日付 : 06/7/7(金) 14:27 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。 この夏、小学1年生の息子を参加させる予定です。 ここの投稿やお送り頂いた冊子などを読んでいて非常に気になる点がでてきて少し不安な気持ちになったのでお聞きしたいのですが、「いじわる」をする子供の確率が多いのでしょうか?遊びの中でお互いに物の取り合いになりけんかをするというのは保育園でも経験がありその後は自分たちで仲直りするきっかけなどを作るという社会的なルールはわかっている息子です。しかし、訳もわからず体のどこかを蹴られたとか踏まれたとか物を隠されたとか言葉でいじめられるような、都会の学校でそのような事をする生徒は大体、問題児で多動児で私が住んでいる区では普通学級には入れてもらえず特別学級です。 このような児童が多いなかに、とても心のやさしい息子をひとりで行かせるということに どうしたものかと心配になりメールしました。 こういうことは20、30人にひとりくらいだよ!っていうなら大丈夫なかと思いますが 頻繁にいるのでしたら考えなおそうと思います。 如何なものでしょうか? お返事、アドバイスお願い致します。 |
「しかし、訳もわからず体のどこかを蹴られたとか踏まれたとか物を隠されたとか言葉でいじめられるような、都会の学校でそのような事をする生徒は大体、問題児で多動児で私が住んでいる区では普通学級には入れてもらえず特別学級です。」 「いじめをする子」=「問題児で多動児」・・・世の中の多くの人はこういう見方をするのでしょうか? 「問題児であるから、普通学級には入れてもらえない」・・・普通学級は良くて、特殊学級は悪い。こういった考え方をする人がまだ多くいるのですね。 私の子供は、広汎性発達障害で、あなたが偏見を持っている(と私には思われるのですが)特殊学級に通学しています。決して意地悪でも、乱暴でもありません。 あなたが良いといわれる(と私には思われます)普通学級にも、音楽や図工などに参加することは多いです。その普通学級の子供が、たぶん冗談で我が子を叩きました。うちの子は、なぜ叩かれたかも分からずパニックになり、泣きながら自分の腕をかむという自傷行為になりました。決して、叩いた子供を叩き返すことはありません。普通学級の子供が叩けば冗談で済み、特殊学級の子供が叩けば乱暴者となるのですか? あなたは、特殊学級でどのような取り組みがされているのかをご存知ですか?先生方も障害について勉強され、この子供にはどういった指導をすればよいのかを、いつも考えてくださっています。 誰でも自分の子供が一番可愛いと思います。もちろん私もそうですし、あなたも可愛いからこそ心配されていると思います。親が偏見を持って見ていれば、子供も偏見を持つようになります。お子さんはまだ偏見の無い澄んだ心をお持ちでしょう。 お子さん自身で体験することが最も良い方法ではないでしょうか。 アルプスのリーダーたちを信じて参加されれば良いのではないでしょうか。 |
じゅんのお母さんを苦しめるような質問をしてしまい申し訳ありません。 息子の通っている学校にも特別学級はあります。1学年に1クラスしかない小さな学校ですのでお互いにかなりの時間交流がありますので、生徒たちは自然と休み時間などには特別学級に遊びに行ったりもしていますし、その教室を掃除するのも普通学級の生徒たちです。よその学校よりかはお互いの交流をかなり大事にしている学校だと思います。 私は親として偏見を持ってこのような文面を書いたのではありません。ただ息子が通っていた保育園に多動児の男の子がいました。 一緒に遊んでいなくても、いきなり腕をかまれたり、爪をたてて15cmもの傷を腕につけられたりと何かと傷つけられていました。そして違う学校の特別学級に入りました。 冊子を読んでいて、いじめに感する内容があまりにも目に留まるほど多く書かれていたし、書いてある内容もどこかで身に覚えのある内容でしたのでこのような会には日頃心の問題をかかえた子供たちが多く参加しているのかと思い、比率をお伺いしたわけです。 関わりを持ちたくないとかではありませんが、せっかく高いお金を払って参加させるわけですから、健康的に遊んで学んで交流して帰ってきてもらいたいと思ったわけです。 じゅうのお母さんの心を傷つけて本当にごめんなさい。 |
はじめまして。 現在小4の息子を過去6回程アルプスのキャンプに参加させ、この春には年長の娘が初参加した、恐竜母ちゃんです。 初めてお子さんをキャンプに参加させるとの事、お母様としてはいろいろご心配でしょうね。 掲示板や冊子にて、意地悪があると知り心配されているようですが、子どもの社会も大人の社会と同じ、元気な子や大人しい子、無鉄砲な子や用心深い子、親切な子や自分中心の子、様々な子がいて、お互い個性を認め合って成立しているのだと思います。 もちろんアルプスのキャンプでは、厳しい研修を積まれたリーダーが、しっかり子供達を見守って、意地悪やトラブルを未然に防ごうと努力されています。 しかし、現実問題としてトラブルゼロということは、不可能なのではないでしょうか。 むしろそういったマイナス意見を尊重し、あえて参加(希望)者の目にさらしている会やスタッフを、信頼してみる気にはなれませんか? >こういうことは20、30人にひとりくらいだよ!っていうなら大丈夫なかと思いますが >頻繁にいるのでしたら考えなおそうと思います。 とのことですが、その「20、30人にひとり」と息子さんが同じ班になってしまったらどうなさいますか? という意味で、確率を問うのは無意味だと思いますが、ご参考までに、過去6回参加した息子は、一度もいじめられたことはありません。 春に初参加した娘は、最年少ということもあり、小学生のお姉さんにとても可愛がってもらったようで喜んで帰って来ました。 また私自身も5回ほど「親子会」に参加して見た限りでは、いじめやトラブルに遭遇したことはありません。 どのお子さんも本当にのびのびと、駒ヶ根の環境を楽しんでいましたよ。 だからといって初参加!さんの息子さんかトラブルに会わないと断言はできませんが、おそらくほとんどのことは >社会的なルールはわかっている息子 さんであれば、ご自身できっと解決できますよ! お母さんが心配そうにしていると、お子さんも不安になると思います。 初参加!さんが、ご自分の息子さんと、子ども会のリーダーやスタッフの方々を信じて、笑顔で送り出してあげるお気持ちを持てることを願っております。 |
初参加!さんへ、会代表綾崎です。 参加されている方の率直なご意見を知りたくて発言を控えているうちにお答えが遅くなりまして失礼いたしました。 私どもの「夏の子ども会」にはADHD、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害(LD)、ダウン症、広汎性発達遅滞、難聴不聴、手足の麻痺、盲目その他、さまざまな多少の支援を要するお子さんが参加くださっています。年により若干の違いはありますが概ね120名前後で、民間の野外活動団体では希有の存在と言われています。平均すれば20名に一人くらいで多いように感じられるかも知れませんが、WHO(世界保健機関)は全世界で5億人、約10名に一人には何らかの障害があると公表しています。その意味では世界平均の半分に過ぎず、私どもの力量不足を思い知らされます。 「保護者の声」に掲載しているようなことが起きるのは、リーダー補助や世話、指導が行き届いていないからであり申し訳なく思っていますし、最終的に悲しい思いや苦しみを味わう子がいなくなる努力を重ねています。しかし、子どもたちの間にいさかいや意地悪があることは私はやはりある意味で健全なことでもあると考えています。大勢の子どもたちみんながみんなずっと「良い子」で何日も生活していたら、かえって不自然ではないでしょうか。乱暴者も意地悪な子も現実に大勢いるし、彼らは同時にとても優しい子どもにも他者を思いやれる子にもなるのです。 確かに、誰しもよく知らないことに対してはおそれを抱くものですし、初参加!さんは単に状況をお知りになりたかっただけだと思います。障害者や社会的弱者が切り離されたような都会生活では、彼ら身近に知らないが故に、怖い存在になるのは仕方ない面があるでしょう。そもそもこの欄は、そういった心配事を書いていただけるように設けているのです。 > 訳もわからず体のどこかを蹴られたとか踏まれたとか物を隠されたとか言葉でいじめられ ることは、実際に根絶できていませんが、そうそう起きることではなく、それは障害があろうがなかろうがやることで、全体で見れば障害の有無とあまり関係が無いことです。 物を隠したり言葉でいじめるのはそれなりの知恵や言語の発達がないとできませんし、周囲の障害への理解が無いために暴力に訴えたという「訳」がある場合もあるでしょう。近年、社会を賑わしている事件の犯人や事故の責任者に、学歴や社会的地位が高い人が少なくないことは周知の事実ですし、一方で困窮者が犯罪に走りやすいことがあるかも知れません。 ちなみに、「問題児だから特別学級に入れさせられる」訳ではありません。その子にはどのような教育が適しているのかが第一に考えられるべきですので、念のため。 このようなテーマを投げてくださった「初参加!」さん、「じゅんの母」さん、恐竜母ちゃん、ありがとうございました。可能性の問題は私もほとんど意味が無いと思います。 今年改訂した会のめざすこと「一人の例外もなく支え、守り合う関係」をつくるために、力を尽くすのみです。 |
今回色々参考になる意見を読ませて頂きました。 皆さんの考えを読ませて頂いてひとつひとつが教育なんだなと実感しました。 我が家は今年年中で初参加なのですが 幼稚園でも自分を出すが年中のテーマになっていて 大人 また 社会にとって問題がない子 トラブルのない子が良い子と言う概念は 本当に良い子?と言うことがあります。 自分を出す。ことは子供時代に必要なことでもあり それに愛情をもって対応する 誰かが必要なのだと感じます。 ケンカでも 意地悪でも自分が小学校にいっているときも どこにでもあることだと改めて考えます。 それをどう切り抜けるかに社会能力が養われたかな。。。と振り返ります。 親ならトラブルをなるべく避けたいと子供を思う気持ちはどうしてもあり 考えてしまいがちですし子供が楽しみにしていることに悲しみがあってはいけないと初参加!さん同様本当に思い願うのですが 子供の本当の成長を望むなら ここはトラブルのある社会 集団も学ぶのも大切なのかなと思いました。 何かあったら本当に心配です。 ただ何かに対応するわが子を育てていくのも大人の仕事だとも思っています。 困ったら行動する 誰かに伝えるを合言葉に 親が代弁するのではなく 子供の力を育てるには 親元から離れて皆さんを信頼しお任せして子供にがんばる勇気を あげるのが親の役目なのかなと 読ませて頂いて改めて考えました。 皆さんのお考えを参考に親の心を鍛えようと改めて思いました。 帰ってきた子供の笑顔の花束を期待して お互いがんばりましょう! |