秋の親子会（りんごプラン←最初はもみじプランだったよーな）の節は
大変お世話になりありがとうございました。私が一緒だったということ
もあり、息子（障害アリ）はちょっと不機嫌気味ではありましたが、子
ども会の現地を拝見出来たこと、参加の親御さんたちと少しの間ではあ
ったけど交流できたことは大きな収穫でした。冬の子ども会には既に申
し込んではいたものの、冬場は冬場なりの問題があったりしてまた決断
がにぶり、いまだ参加費を振り込んでいませんでした。ところが先日「
くさぶえNo.９９」がきて、綾崎さんの「あしたのむこうがわ４７」を
読んだら、私の親としての自立を促されたみたいで、また勇気が復活し
ました。養護学校では毎日の様子を連絡帳なりで詳細に報告がされ、親
としては安心のようではありますが、それはそれで私が知りたくないこ
ともあるのですよ。それと同じで息子にしてみればもう中学生にもなっ
て一部始終を親に報告されて、内心どう感じていたのかしら？と初めて
子どもの気持ちに目を向けることができました。彼にはもう親には知っ
て欲しくない世界があるのだろうし、障害児であることでそれは私のほ
うでセッティングする必要があるのです。アルプス会はそれを実現させ
てくれるのだ、と改めて認識した私です。長くなりましたが、またぞろ
ご厄介になりますがよろしくお願いいたします。明日にでも残金を振り
込みます（笑）。

「あしたの……47」は締切ギリギリの闘い（発送前日の週刊誌ネタまで取り上げてしまった）で、ここだけの話、最近の中ではちょっと不出来だったと恥ずかしい思いをしていました。それでも、それをきっかけにしてくださったとのこと、救われました。（参加費はまだ期限内、焦らずどうぞ）
親に発熱を逐一報告すべきでないというのは立場上かなり勇気の要ることで、あれを読んで疑問を持たれた親の方が多いと思いますので、共感してくださることで非常に勇気づけられます。
実際には子どもが寝込めばほとんどの場合にはお伝えしていますが、現場でそういった子どもたちと（親ではなく）他人として接していると、「あぁ、親に知られたくないんだな」と思える子が少なくありません。
それはもちろん、具合が悪かったときだけではなくて、けんかをしたり何かに恐れを感じたり、さらに非常に感動したりといろいろあると思うのです。
もうずいぶん前のおたよりですが、時折ここにも書き込まれる京都の「うなママ」さんの言葉を借りると、「一度子どもを出したなら、あとは子どもの世界。親は一言『おかえり』と言ってやればよい」ということでしょうね。