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詳細をお書き下さりありがとうございます。
また、返信が遅くなり、大変失礼いたしました。
> 今回のことは、やまびこ村D組(長男:メガネ)と、つり・体験・やまびこ村C組(次男:ゆうじろう)から聞いた話です。わざわざ詳細に記載する必要もないかとまとめて書きました。お土産を全て食べられてしまったのは、ゆうじろうの方です。なので、(組に関係なく)横行しているのではと書きました。
改めて、事実の認識ができていなかったことを知り、非常に大きな反省として受け止めております。
> トラブルを防ぐことは、解決にはなりません。こういったトラブルがチャンス!
> トラブルが起こりにくい環境を作ってしまうという考えは、残念でたまりません。子ども達が自分自身を、仲間を、社会を考えるきっかけを奪うことになりませんか?
このお考えには、深く賛同いたします。
私の前回の投稿の書き方が至らず、うまくお伝えできなかったのですが、トラブルは「あるもの」として、顕在化させたり、対話によって解消に導くことが、まずは最も大切なことと、考えています。
ただ、同時に、長期間のキャンプ生活の中で、ストレス過多(こちらも、ストレス自体はどうしても生まれてしまうものだとは存じます)によって、そのはけ口が他者に(多くの場合は自分より弱いものへ)向かってしまうことがあり、それを環境整備によって、原因から取り除いていくこともまた、欠かせないことと思っています。
まずは、誰もがのびのびと、安心して過ごせる場を確保すること。同時に、様々なトラブルを見逃さずに、子ども自身の力も当てにしながら乗り越えていくこと、両方を大事にしたいです。
>悪ガキもくそガキ(すみません。あえての嫌な書き方をしました)もみんな素晴らしい子ども達です。宝物の命。愛おしい存在ですね。いろんな人、考え方があると視野を広げられる場。気が合う子もいれば合わない子もいる。どうしても喧嘩になってしまう相手。でも、それが良い。また、見方を変えれば、短所は長所だし、トラブルや失敗から学ぶことも多いです。喧嘩・トラブル、失敗いっぱい大歓迎というところです。
首がもげるほど頷きました。まったくおっしゃる通りです。
会の活動でも、いつも実感します。
>社会的にやってはいけないことがある。人としてやってはいけないことがある。そのキモを、これからもアルプスでは伝え続けていただければと思います。
繰り返し、私の、リーダー一人ひとりの言葉として伝えていかねば、と改めて感じました。
> それに大人が言い聞かせて謝らせるのも違うように思います。大人の視点しかないからです。本人が自分で考えて、心から悪いと謝罪するなら別ですが、その子なりの言い分、視点が抜け落ちていませんか?
はっとさせられるお言葉です。
大人の視点、一方的な言葉がけになっていないか、というご指摘はほんとうにその通りで、リーダー間でもたびたび、課題として取り上げられているところです。
> 私が声を上げたのは、スタッフのみなさんが「楽しかったね。楽しかったね」という書き込みしかしないからです。せっかくのトラブル(どんな話でどんな経緯でどのような解決に至ったのか果たして解決に至らなかったのか)を知りたかったし、子ども達がどのように受け止めたのかを知りたいと思いました。
こちらにつきましては、班担任からのメッセージカードや、組責任者による村だよりのことでしょうか?
メッセージカードは、その子の良いところや活躍していたこと、楽しんでいたことを書くようにしています。ネガティブなことを伝えるには、一方的で、短すぎるからです。
村だよりの方は、そういう取り決めをしているわけではありませんが、つい良かった思い出ばかりになってしまっているかもしれません。
とくにやまびこ村は、より、子どもたち自身を主人公、主権者として重んじることを(期間の長さからも)めざしていますので、そういったトラブルも、つつみ隠さず書いていく必要があるかと改めて考えさせられました。(子どもたちの世界を大切にしつつ)
今後は、機関誌『くさぶえ』などの場も利用して、お書き下さった通り、リーダーの学びや悩み、変化もお伝えできればと思います。
お書き込みを拝読して、メガネ母さんの、会のめざすことへの鋭い洞察と、子ども(リーダーも)の育ちについての広い視野に、納得と反省しきりです。
私どもの理念と実践を深く問い直す機会をくださいまして、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。親子会でお会いできること、楽しみにしております!
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