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2800/ 南海トラフ地震臨時情報につきまして 会代表桜井(かばやき) 24/8/9(金) 13:25 [未読]
2801/ 会場の竜東地区につきまして 前代表 綾崎 24/8/10(土) 0:32 [未読]

2800/ 南海トラフ地震臨時情報につきまして
 会代表桜井(かばやき)  - 24/8/9(金) 13:25 -

引用なし
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   8/8に発生した、宮崎県日向灘を震源とする地震を受けて気象庁は、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
会見によると、「南海トラフ地震の想定地震域では、新たな大規模地震の発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっている。わずかですが高まっている」とのこと。
南海トラフ地震が起きた場合に、著しい地震災害が生じるおそれがあるとされる「地震防災対策推進地域」には、当会開催地である駒ヶ根市も含まれています。
報道や気象庁サイトによれば、「巨大地震注意情報」は、領域内で地震の規模を示すマグニチュード(M)7.0以上の地震が起きたと評価した場合に出されるもので、防災対策としては「日頃からの備えを再確認し、必要に応じて自主的に避難する」とされています。「ただちに地震が来るわけではない。寝る際に防災バッグを枕元に置いたり、家具が倒れるような場所では寝たりしないよう、日頃の生活を続けながら、地震に対する備えをしっかりしておくことが重要だ」という専門家の指摘もあります。

上記を受け、会では、引き続き情報を余念なく集めることと並行し、従来の防災対策が徹底されているか、アップデートする必要があるか、などの見直しを速やかに進めます。
これまでの対策としては、「夏の子ども会」案内書p86,87記載の通り
□備蓄食糧と井戸水や薪燃料合わせて全参加者が五日間以上、自給できる体制を確保
□山ろく荘は、土砂災害警戒区域に位置するので、とくに雨量や災害情報を注視し、市の避難指示に従って速やかに避難
を行うほか
□五日に一度、施設の危険個所巡回チェック(災害に限らず、壊れていたり安全装置が外れていたりしないかを含め、現地スタッフが視認しています)
□子どもたちに、荷物のチャックを閉めることと指定の棚にしまうことを呼びかけ、避難経路を確保
□リーダー研修で、避難経路の確認と人員掌握の手順を徹底
なども行っています。
万が一、都市部など参加者の居住地が大きな災害に見舞われ、ご家族と通信が困難な状態になりましても、しっかりと子どもたちをお守りします。

また、名古屋・新宿・京都の各集散地からの往復バス車中で災害が発生し、各種通信網が途絶えた場合に備え、下記のような対策も講じています。
□車載のGPSでバスの位置を把握
□高速道路をできるだけ早く降り、固定回線を借りるなどして本部と連絡をとる
□非常食を必ず用意
□運行責任者を置き、もし本部からの指示を仰げない場合でも、引き返すのか進むのか、など現地の行政の指示に従いながら、自主的に判断できるようにする

過去50年間には、開催地での地震など災害被害こそなかったものの、大雪や大雨など高速道路上のトラブルは数多く乗り越えてきました。その経験を生かし、常に子どもたちの安全確保のために最善の判断を尽くしてまいります。

ご不安を抱かれるご家庭も多いかと存じますが、子どもたちがのびのびと遊べる場所を最大限確保しつつ、災害のリスクも軽視することなく、対策を見直し、徹底して、お子さんの命をお預かりする所存です。
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2801/ 会場の竜東地区につきまして
 前代表 綾崎  - 24/8/10(土) 0:32 -

引用なし
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   会の前代表・綾崎と申します。1983年に事務局を立ち上げ、長い間会務に携わっていました。

季節の子ども会をやる会場は駒ヶ根市を流れる天竜川の東側、「竜東」と呼ばれる地域にあります。
そして、竜東地区は地元で「地震で揺れにくい」かつ「台風の影響が小さい」場所として知られています。
前者については、フォッサマグナ西端の中央構造線の西側にあるため古い地層の上に位置していることや、真偽は定かでありませんが赤石山脈(南アルプス)北部の山塊が重しになっているなどと言われています。後者は南北東方が山で、少し離れた西方にも木曽山脈(中央アルプス)がそびえ立っていることによります。

そして、会が始まって半世紀、私が関わってから47回めの夏ですが、会期中に地震を感じたことは過去に数度しかありません。それらも、発表された震度より2段階ほど小さいのが通例で、実際に昨夜19:57の神奈川県西部が震央の地震も、気象庁発表では駒ヶ根市は震度1ですが、山ろく荘近くで暮らしている私は何も感じることができませんでした。

伊那谷で過去最も被害が大きかった地震は1854年の安政東海地震でしたが、駒ヶ根市を含む上伊那地方の竜東地区では、地震被害の記録が一切見つかりません。昔から言葉や文化などの記録がしっかりしているにもかかわらず、です。

自然災害については当然ご心配の方も少なくないと存じますが、そもそも野外活動はリスクにどう向き合うかを問われ続ける営みです。現実には落雷、溺水、転落、有毒生物咬傷、交通事故など、地震や台風以上に恐ろしい危険が潜んでいます。それでも集団野外活動で得られる体験の貴重性を重視し、参加くださっている会員の方々に、改めてご理解の一助となれば幸いと存じ、投稿する次第です。

[参考]安政東海地震における伊那谷の被害
https://www.histeq.jp/kaishi/HE36/HE36_099_109_sakamoto.pdf
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